茶茶の間の煎茶「桜薫」
茶茶の間の煎茶
『桜薫』
CHACHANOMA Sakurakaori
● 品種:静7132 ● 採取:ハサミ ● 産地:静岡県静岡市葵区 ● 茶種:煎茶
● Tea cultivars:Shizu7132 ● Picking:Machine picking ● Tea grown region:Shizuoka ● Type:Sencha
◇ 特徴 ◇
桜葉のような甘い香り
◇《おすすめのシチュエーション◇
春の雰囲気を楽しみたい時に
お菓子と合わせる時に
◇商品紹介◇
桜餅を思わせる香りが特徴のお茶です。
お茶らしい味わいもしっかりとあり、水気を含んだふくらみのある桜庭と同じような甘い香りがお菓子を飲んでいるかのような印象にもなります。
「桜薫」は静7132という品種のお茶です。
正式な登録がされなかったため、系統番号のままで呼ばれています。
お茶は品種によって含まれる成分のバランスに違いがあり、それが香りや味わい違いになります。
この品種はシナモンなどにも含まれるクマリンと呼ばれる香気成分を多く含みます
日本人の私たちにもっとも親しい味わいとしては桜餅を包んでいる桜葉の香りです。
静岡の山間部、安部川から少し入ったところにある開けた土地で作られたお茶です。
とてもお茶づくりの上手な生産者さんで、畑を訪れた際にはいつも均一に成長した元気な茶葉が迎えてくれます。
この畑は作る際に土を足して、お茶に適した土壌にしてから育てています。
さらに毎年茶葉に手間暇をかけることでクオリティが維持され、質の高いお茶ができます。
茶葉は少し緑色が濃く、畑にはいると擦れた葉から品種特有のあまい香りが少しだけ感じられます。
針のように揉まれた艶のある茶葉には工芸品のような品格があります。
しっかりと蒸されたお茶は甘い香りに、お茶のどっしりとした味わいがあります。
味わいはしっかりとしつつも、すっきりとした後味につながる品のいい抜け感があります。
澄んだ水色、どっしりとした味わい、野太い重厚な甘い香り、キリリとした渋み。
淹れかたで色々なお茶を楽しむことが出来る要素を兼ね揃えた茶葉です。
味わいと香りのバランスが良く、スイーツなどに合わせても楽しむことが出来ます。
香駿と比べたときには味わいがしっかりとしており、香り、味わい共に濃厚な印象があります。
和菓子に合わせても美味しく、甘い餡子などと合わせるのがお勧めです。